任意整理で借金が減額される理由とは
債務整理任意整理すると借金の返済に困った人が、貸金業者と交渉して利息を減額してもらうか、あるいは免除してもらえます。 そう聞くと、「本来払わなければいけないはずの借金をなぜ減額できるのか」と思われるかもしれません。そこで今回は、任意整理することで借金が減額できる理由ついてご紹介します。 将来利息をカットすることで減額される 「借金が減る」といっても、元本自体が減るのではなく将来支払う利息をカットしてもらうこと...
住宅資金特別条項について
債務整理マイホームを所有している人が債務整理をする場合、マイホームを手放すことになるのでしょうか?借金を返すお金がない以上、最大の財産であるマイホームを売却してお金を用意し返済しなくてはいけないのだろうかと思われるかもしれません。 しかし、「住宅資金特別条項(住宅ローン特則)」の適用を受ければ、マイホームを手元に残したまま個人再生の手続きができます。ここでは、住宅資金特別条項について詳しくご紹介します。 住宅資...
自己破産における弁護士と司法書士との業務の違いとは
債務整理自己破産の流れに沿って説明していきます。 (1)受任通知 破産申立をする場合、まず、債権者に受任通知を発送します(※1)。 弁護士はもちろん、司法書士も作成して送付することが可能です。 (2)申立て 自己破産は、裁判所に申立をしなければなりません。具体的には、破産申立書を作成して提出します。 弁護士に依頼した場合、弁護士が代理人となり、自己破産を申し立てることができます。書面には、「...
自動車税を滞納するリスク
その他毎年5月になると、車を保有している人には自動車税の納付通知書が届きます。この自動車税を滞納するとどのようなことが起こるかご存じですか?督促状が届くことはもちろん、長期間滞納すると差し押さえなどのペナルティが発生します。自動車税を滞納するとどのようなことが起こるのか、順を追って詳しくご紹介します。 車検を受けられなくなる 車検を受けるには、自動車税の「納税証明書」の提示が求められます。ただ、平成27年からは、...
裁判所からの通知を無視すると生じるリスクについて
債務整理債権者が、裁判所を通じて取り立てる手段として、支払督促申立と通常民事訴訟の方法が考えられます。 しかし、ほとんどの債権者(特に貸金業者)は、支払督促申立を行います。民事訴訟は、原告(債権者)の主張だけでなく、被告(債務者)の主張も聞いて判決しなければなりません。一方、支払督促では、債権者の申立内容のみを審査して判断することになるので、時間と費用がかからず、債権者としてはメリットが大きい手段です。 そこで、債権者から支払督促...